龍村光峯の錦織作品紹介

代表作一覧

代表作
新日鐵紀尾井ホール「天平の風韻」 てんぴょうのふういん

新日鐵紀尾井ホール「天平の風韻」 てんぴょうのふういん
新日鐵紀尾井ホール「天平の風韻」 てんぴょうのふういん

本品は、正倉院北倉にある著名な一連の夾纈(きょうけち)及び纈(ろうけち)染の屏風を機上に写して、彩りを四季の音色に調えた作品である。

 原品は、黄橡(きつるばみ)に染められた地合に、ササン朝ペルシャ風の樹下動物文の系統を引く様々な図柄を版してあるが、その何処かしら柔らかく気品のある調子から、我国で製作され、いわゆるやまとぶりのルーツとなった作品であるとも考えられる。

 往時の積極的な国際交流による文化の受容の後、徐々に唐風から和風へと変様していく天平の時代のおおらかな風韻が偲ばれる。

龍村光峯述

                          

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