龍村光峯の錦織作品紹介

代表作一覧

代表作
錦織金剛界種子曼荼羅 にしきおりこんごうかいしゅじまんだら

錦織金剛界種子曼荼羅 にしきおりこんごうかいしゅじまんだら
錦織金剛界種子曼荼羅 にしきおりこんごうかいしゅじまんだら

本品は、チベットのギュメ寺に伝わったとされる最も格式の高い金剛界種子マンダラ(文字で仏を表したもの)の一である。

中央に五智如来という場合の他の四仏の智のすべてを具備し、法界体性智の大日如来(マハーヴァイローチャナ、偉大なる輝く者)を置き、右廻りに中央下部には、東方の夜明けの色である青色の、ありのままの姿を映す大円鏡智の阿閦如来を、中央左側は南方で昼の太陽の黄色で、すべてを平等に映す平等性智を備える宝生如来を、中央上部は西方浄土という時の夕焼けの赤色で、違いを知る妙観察智を備える阿弥陀如来を、そして中央右側は、緑色ですべてを育てる成所作智を備える不空成就如来を表わしている。 これら四仏は、大日如来の分身で大日を中心とした周縁に円環運動が考えられているのである。この尊い種子マンダラを最高の織物である錦に、種子は本金糸を用いて織り出した。

 

龍村光峯 述

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