フェニックス(不死鳥)緞子
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不死、再生の象徴としてのフェニックスの伝説は、時空を超え、世界中の至る所で語り継がれている。 キリスト教圏では、鷲に似て、キリストの復活を顕し、古代エジプトでは、太陽神ラーの化身として、鷺の特徴を備えている。北方では、現代の「火の烏」の元型を象づくり、インドを経て南方では、ガルーダ神の姿をとって現れる。 尾長鶏や極楽烏に近い東洋の鳳凰も恐らくは起源を同じくするのであろう。同じ根をもつことが、異文化間の接触や自然風土によって変様する「所変われば」の代表的な一例である。 日が沈み、闇に消えても、明くる朝は、きらめき輝きながら再び甦るという太陽のイメージが意味の発生源であると考えられている。 現代、地球規模で起りつつある環境汚染や砂漠化の問題を想う時、特に「再生」のイメージは胸に迫るものがある。